Adobe Premiere Elements 7.0 [読書]
お気に入りVIDEOをプロデュースPremiere Elements 7 (SCC Books 335)
- 作者: 大野 恵太
- 出版社/メーカー: エスシーシー
- 発売日: 2009/01
- メディア: 単行本
へうげもの [読書]
宇宙兄弟 [読書]
ロジカルシンキング [読書]
この人恐ろしく頭いいんだろうけど、本の内容も小難しい。
もっと簡単に噛み砕いてかけそうなものなんだけどなぁ。
ちょっと斜に構えて、あえて難しく見せてんのかなぁ・・・。
頭いい人にはわかりやすいのかもしれないけど、僕にはちょっと敷居高かったです。
(以下、内容の抜粋)
■思考
▽思考とは
「思考者が対象に対して、何らかの意味合いを得るために頭の中で情報と知識を加工すること」
情報と情報を付き合わせる。つまり、比べること。同じ部分と違う部分を見極めている。
また、情報内容を要素ごとに同じと違うに分けることが思考作業。
分ける=判る=解ること。
▽分けるための3要件
①ディメンジョン
思考対象、要素が属する次元のこと。例えば、野菜とりんごは違う。野菜と果物であるべき。
アメリカとローマではなく、NYとローマ。
こうした抽象水準のレベル感を統一することが正しいわけ方。
②クライテリア
分類基準のこと。思考目的に合致した切り口を設定できるかが重要。
頭の中に切り口の引き出しを多く持つことが重要。
③MECE(mutually exclusive, collectively exhaustive)
もれなくだぶりなく。
・人間=男と女 → OK
・20代女性=主婦とOLと学生 → NG (ダブりあり)
とはいえ、現実てきに完全にMECEな状態にするのは難しいので、”っぽい”ことで十分。
・車の購入要因=性能、価格、デザイン、サービス、セールスマンの対応、ブランドイメージ、その他
▽思考の成果
・事象の識別、理解
・事象間の関係性の把握
・関係性の把握
独立か相関(単純相関、因果)
▽因果関係
・ヨコ並びの原因
・タテの因果
・因果関係の条件
1)時間的序列
2)意味的連動性
経験的に納得して受け入れられることが可能な関係性。
・因果関係補足の3つの留意点
1)直接的連動関係(それは結果の遠因なのではないか?)
スピードの出しすぎ→事故 *これは直接的な関係ではない
スピードの出しすぎ→飛び出しに気づくのが遅れた→ブレーキを踏むのが遅れた→事故
2)第③ファクター(別に影響を与えているものは無いか?)
または、背後に隠された真の原因を見落としてしまうリスクに注意。
「フロリダでは、単位人口あたりの結核で死ぬ人が全米で最も多い」は、
実は「フロリダの気候が結核の療養に適しているので全米中から多数の患者が引っ越してきている」という事実が隠されていた。
3)因果の強さ
認識が不足すると、非現実的なメッセージにたどり着いてしまう恐れがある。
貯金を下ろしてスーツを買う
→日本の貯金量が減少→資金の供給余力が低下→ 資金市場の需要が逼迫→市中金利上昇
→スーツメーカーの売上が上昇→業績が向上し景気が上向く→↑
といったロジックが成り立つからといって、貯金を下ろすと市中金利が上昇するとはいえない。
なぜなら因果関係が非常に弱いから。
思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践
- 作者: 波頭 亮
- 出版社/メーカー: 産業能率大学出版部
- 発売日: 2004/07
- メディア: 単行本
病院の経営 [読書]
ビジネスセンスの無い院長任せの経営が蔓延ることは、日本の医療をだめにする一つの原因。
ちょっと違った角度から、病院経営を考えてみたい。
病院経営を科学する! 実践編―「問題解決型思考」実践6つのスキル
- 作者: 遠山 峰輝
- 出版社/メーカー: 日本医療企画
- 発売日: 2008/05/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
買おうかな [読書]
愚直論 書評 [読書]
ブックオフの100円コーナーで仕入れた本にしては、なかなか良かった。
恐らく、ダイエーの社長に就任する直前にだした本だから、ダイエーを買収したアドバンテッジパートナーズなんかが仕掛けたダイエー復活のためのPRのために出した本なんだろうけど。
けっこう共感できる人だなぁというのが印象。
・地味な仕事をしていた松下時代
・ギリギリの生活を送ったハーバード時代
・ぶっ倒れるまで極限状態で働いてたBCG時代
・HPに買収されたコンパック時代
一見、日系の大企業→MBA→戦略コンサル→外資メーカーのCEO
に上り詰めたキャリアは華やかに見える。
しかし、その中身はそれほどキレイでもスマートでもなく、意外と
泥臭い部分も十分経験している人らしい。
(→そこがダイエーの社長に抜擢された理由の一つか?)
これを読んで、彼が今後どういうふうにダイエーをターンアラウンドさせるか楽しみになってきた。
しかしながら、彼はこれまで経験したことない壁にぶちあたると私は思っている。
彼がこれまで動かしてきた外資メーカーと、ダイエーの決定的な差が大きな壁と立ちはだかるのは
間違いない。
すなわち、”人材力”だ。
日本の小売の人材力は、どこも相当低い。
なぜか。考えてみれば分る。
優秀な大学の学生が希望する就職先は、たいて金融かメーカーなどである。
早慶や東大を出て、小売業に入る学生は相当少ない。
特に、バブル入社(買い手市場だった」)のいまのミドル層にあたる年代ではその数は今の割合よりも相当少ないだろう。
樋口氏やファンドの人間がどんなにいい戦略を描いても、それを実行に落とし込むのに時間がかかるだろう。そうしたスピードの遅さにダイエーが持ちこたえられるのか?
お手並み拝見である。
ソニー 本社6階 [読書]
衝撃的な内容。いわゆる暴露本的なもん。
こういう類の本は多少の誇張が入りがちので、2,3割話を割り引いて
内容を見ても、面白い。
ソニーショックは起こるべくして起こったのかと。
もっとこの本が早くでてれば、ソニー株で損しなかったのに。。。と悔やんだ。
最近、コンサルタントとして企業のチェンマネなんかに絡んでて思うことは、
「組織の重要性」。
結局、どんなにすばらしい戦略や戦術があっても、それを円滑にExecuteできる
体制が整っていないと、全く価値が現れない。
同様に組織を語るときに欠かせないのが、評価システムやガバナンスの在り方。
組織の能力を最大元に高める評価システムや、組織のマネジメント層が誤った方向へ
動きだしたときに、ブレーキをかけられる仕組みがあるか。
この点は、企業のマネジメント層は真剣に考えるべきであろう。
9月だったか、ソニーが経営計画を発表するはずなので、
そこでどういう打ち手を発表するのか楽しみである。